レッスンを生徒が休んだ時の振替については悩ましいですね。きっぱり振替しません!と潔い先生。必ず振替や料金返金する優しい先生。どちらが良いと思いますか。
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こんにちは、グローバルライフコーチ® 廣澤秀美です。
子ども英語の先生のマインドセットをお手伝いして自己肯定感upと集客の応援サポートをしています。
先生からよくある質問について私の経験と感じたことをお伝えします。正しい間違っているではなく、一つの意見として捉えてくださいね。
この話を動画で聞きたい方はこちらからどうぞ。
私のレッスン振替法
20年以上自宅で英語教室を開いていますが、現在の私のレッスン振替について、書いてみたいと思います。
こちらの都合でレッスンを休んだ時
もちろん振替レッスン日を設けます。先生として当然のことだと思います。私は20年間で1度だけありました。病気で休んだのではなく、出先から時間に帰れなくなったことがありました。
生徒さん側の都合で休んだ時
グループレッスンの場合は振替なし。
プライベートの場合は振替、またはレッスン延長で対応しています。例えば60分レッスンなら、15分を4回に分けて。または20分を3回に分けて。
ここ数年で、このスタイルになりました。
20年間の振替法の変遷
生徒の数やクラス数も年度ごとに違うので、このスタイルになるまで数年ごとに変えていきました。その間にいろいろ葛藤ありました。
教室を始めた頃は、保護者によい先生と思ってもらいたい、という気持ちが大きかったと思います。そしてお月謝をいただいている以上、レッスンしないのは申し訳ないという気持ちもあり、休んだ生徒を特別にレッスンすることもありました。
子どもたちがレッスンを楽しみにしているのに止む無く休むことになったのなら、できるだけで振替してあげたい!と思っていたのも事実。
そして目の前の生徒をもう少し見てあげたいな、とか、学習が遅れてワークブックが埋まっていなかったりすると、可哀そうになる。『違う日においで~』と、つい言ってしまう私(^^;)。でも、やはりこれって自分の首を絞めるようなものですよね。
そんなこともあり、あれこれ考えながら、今までに私が取ってきた振替対策の例を紹介します。
- 1年が3学期制だったフランチャイズ時代、学期ごとの終わりにオープンレッスンデーを1日設けてその期間に休んだ生徒やワークブック終わってない生徒に来てもらう。
- 1クラス単位で変更が可能な時はクラスごと振替レッスンをする(少人数なので可能でした)
- 他の曜日で振替可能なクラスがあれば、そのレッスンに参加してもらう。
- 無料イベントに積極的に参加してもらう。(夏、ハロウィン、クリスマス、イースターなどイベントは全て無料でした)
- 1年に1度、私の可能な日を特別デーとして教室解放。
こんなことを数年ごとに変えていきました。今はプライベートレッスンや特別でない限り、積極的に振替を提案することはしなくなりました。
やっと線引きができました!
保護者からの振替要求に驚き
私は娘たちの習い事をこちらの事情で休んだ時、振替を要求することはありませんでした。プライベートレッスンでも、その時間のために先生が準備をしてくださっているのだから当然だと思っています。
でもね、保護者さんにも色々な考えの方がいて、生徒側から振替要求されることもあるんです。
お休みしたんですが、どうしたらいいですか?
では、振替しましょうか。
他にも
休んだら、ちゃんと別に日に行くって言ってます。そこがうちの子は偉くて。
それって違うよな、、、そちらの都合でしょ。でも言えない。
強く言えないダメな先生でした(>_<)
ただ、絶対にしないことは、レッスン料の返金です。この方法で対応している先生も多いと思います。それが間違いだとは思いません。
私は最初はフランチャイズの英語教室をだったこともあり、返金は全く考えていませんでした。だからこらそ振替レッスンで対応しようとしました。
境界線を引くこと
結局は、振替レッスンや返金は先生の出来る範囲の対処でいいと思います。ただし境界線はきっちり引くこと。そして先生自身が決めたことに納得して、それを保護者に伝えることが大切です。
そして入会時にちゃんとお伝えしておくのが、トラブルないと思います。ママにも覚悟ができますから。
今は入会時に規約をお渡ししてお伝えしています。そうすることで、保護者の方から振替レッスンを要求されることがなくなりました。
むしろ、連続で休むことになった生徒には、こちらから声をかけることもあります。新型コロナの濃厚接触者で元気なのに外に出られない、など可哀そうな状況になる子もいました。そんな時は、対面とオンラインのハイブリッドレッスン。結局、生徒が喜んでくれるのが私には一番なので。
保護者側から要求されると、嫌な気持ちになりますが、遠慮されていると、こちらも優しくなれます。相手のことを思いやる気持ちはお互い持っておきたいですね。
先生の自己肯定感をあげるには
子どもたちのためだから、お仕事だから、と頑張る先生がたくさんいます。頑張り過ぎてしまうのは自己肯定感が高くないことが原因かもしれません。
自己肯定感を上げて自分の指導に自信を持ちましょう。そのためにはまず自己理解をして、自分を認めること(自己受容)が大切です。
自己受容ができると気持ちが楽になり、英語指導がもっと楽しく充実したものになりますよ。そうなれるよう応援しています。
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