生徒の質問に答えられないのは恥?英語ネイティブも忘れます

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生徒の前で恥をかきたくない という思いありませんか。

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グローバルライフコーチ® 廣澤秀美です。
英語の先生の心を軽くして先生自身の強みを引き出すサポートをしています。

目次

レッスン中に英単語の意味が分からなくてドキドキ

生徒の質問に答えられなかったり、単語の意味が分からなかったりすると「先に問題解ときゃ良かった~」とか「英文に目を通しておけば調べられたのに~」と後悔。

中高生など英語のレベルが高くなると、そういう場面増えてきませんか。私、そんなこと何度もありました。生徒に問題を解かせている間に、次の問題を先読みして、忘れた単語の意味を調べたりもしました。

こちらで用意した教材ならば事前に目を通せても、生徒が持ってきた教科書や問題集など初見のものは実はドキドキします。

でも意外と厳しいのが小学生。「先生なのに知らんの~!」と容赦ない言葉を浴びせてきます(^^;) 先生だったら何でも知っていると勘違いしてますから。

はい、知らんこともいっぱいあるし、忘れることもあるんです。日本語だって知らないことまだまだあります。もう開き直り。そうなんですよ。知らなくて当然、腹をくくってください(笑)。

今は「使わんらなかったら忘れるなあ」と言って調べます。
そして「だから先生も勉強続けているよ~」と伝えます。(ほんとですし)

分からないことが多すぎるのは先生の勉強不足ですが、知らなかったり忘れたりすることはぜ~ったいあります。

完璧である必要はなく、生徒の前で恥ずかしいという思いを捨てていいと思いますよ。

その分、生徒が出来なくても、忘れても、また覚えればいいよと寛大な態度で接してあげればいいし、効率よく覚える方法や、忘れにくい方法を教えてあげることこそ先生としての役目

英単語だったら「出会う回数を増やす」ことで定着するよ、とか実際のやり方とか。

英語ネイティブ講師の英単語忘れた事件

以前、こんなことがありました。イギリス人講師のアシスタントをしていた時のこと。

国籍か何かのアクティビティで、その講師は「ニュージーランド人を英語で何と言うか忘れていた」とレッスンの合間にこっそり私に打ち明けました。

国籍っていろいろな言い方ありますよね。

-eseを付けるもの Japanese, Chinese, Portuguese など
-anを付けるもの American, Korean, Brazilian など
-shを付けるもの British, Spanish, Irish など

その他、規則性のないもの、例えばタイ人(Thai)、オランダ人(Dutch)など。そしてニュージーランド人はNew Zealanderなのです。

私が生徒に聞かれてNew Zealanderと答えているのを聞いて「君のおかげで思い出したよ」と。

ネイティブだって英単語忘れるんです。

だから恥をかくのが恥ずかしい、、とネガティブな思考はやめましょうね。

ちなみに私がNew Zealanderをしっかり覚えていたのは、ニュージーランドに娘たち連れて滞在したことがあるからです。印象深いことは長年経っても覚えているもんです。

教えるのは英語だけじゃない

どの教科や習い事でもそうですが、子どもたちは学びを通して、大人からいろいろなことを学んでいるはずです。あなたから英語を学んでいる生徒は、英語だけを学んでいるわけではありません。

教え子が英語の道に進まなくても、結局英語の成績が上がらなくても、あなたから学んだことはたくさんあるはず。英語と関わった背景。英語が得意な理由。生き方そのもの。無意識にたくさんの影響を与えていると思います。

だからこそ、人生の先輩として間違いはあっても一生懸命な姿を見せればいいし、目の前の生徒のこともまず受け入れてあげましょう。間違えたらどうしよう、ドキドキをいつまでも感じるのなら、もう少し自己肯定感を上げることで気にならなくなるかもしれません。


先生の自己肯定感をあげるには

子どもたちのためだから、お仕事だから、と頑張る先生がたくさんいます。頑張り過ぎてしまうのは自己肯定感が高くないことが原因かもしれません。

自己肯定感を上げて自分の指導に自信を持ちましょう。そのためにはまず自己理解をして、自分を認めること(自己受容)が大切です。

自己受容ができると気持ちが楽になり、英語指導がもっと楽しく充実したものになりますよ。そうなれるよう応援しています。

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