頑張っているのに疲れる。ちゃんと寝ているはずなのに朝からだるい。以前は気にならなかったことにイライラしてしまう。
そんな時、私たちはつい、
「もっと頑張らなくちゃ」
「私の気持ちの持ち方が悪いのかな」
「年齢のせいかも」
と自分を励ましたり、自分を責めたりしてしまいがちです。
でも、その不調は本当に心の弱さや気合いの問題なのでしょうか。実は、体に必要な栄養が不足していることで、心や感情にも影響が出ている場合があります。
今回発売された野中鉄也先生の『鉄の力 ~第2弾~』は、そんな心と体のつながりを、鉄という視点から分かりやすく教えてくれる一冊です。
「不調には理由がある」。そう知るだけでも、心が少し軽くなる方がいるかもしれません。
心の不調と鉄の関係
実は、体の不調は心の不調につながります。
気分のアップダウンやネガティブ思考、不眠やイライラなど、一見すると心の問題に見える症状も、体の状態が大きく関係していることがあります。
野中先生は長年にわたり、「鉄不足」という視点から体全体のつながりを見続けてこられました。この本を読むと、
「気合いが足りないからではなかった」
「性格の問題ではなかった」
「鉄が足りなかっただけかもしれない」
そんな新しい視点に出会えるかもしれません。


鉄ミネラルお話会の内容がギュッと一冊に
私自身が鉄ミネラルのお話会や講座で学んできた内容が、この一冊に凝縮されています。本書の特徴は、単に「鉄が大切です」と伝えるだけではないところ。
不調を
・身体系
・ホルモン系
・精神系
の3つの視点から整理し、
「なぜその症状が起こるのか」「鉄が体の中でどのように働いているのか」を図を使いながら分かりやすく解説しています。
例えば、
・疲れやすい
・冷えが気になる
・頭が重い
・肌が荒れる
・眠れない
・うつ症状
・イライラしやすい
・女性特有の悩み
といった症状についても、鉄との関係が理解できる内容になっています。
さらにうれしいのは、原因を知るだけで終わらないこと。実践編では、
「どうすれば鉄を摂りやすくなるのか」
「日常生活で何を意識すればよいのか」
といった具体的な方法も紹介されています。
気になる症状のページから読むことができるので、辞書のように手元に置いて、その時々の体調に合わせて読み返せる一冊です。
鉄ミネラルお話会に参加したことがある方はもちろん、初めて鉄ミネラルに触れる方にも分かりやすい内容になっています。
おはなし会参加者さんは手元に置いておくと復習になりますよ。
農家さんや家庭菜園をする方にもおすすめ
今回の第2弾では、鉄ミネラル栽培についても詳しく紹介されています。
例えば、
・昔の野菜と現代の野菜の違い
・畑の中での鉄の働き
・タンニン鉄を利用した野菜づくり
・鉄ミネラル稲作の秘密
・家庭でできる鉄ミネラル液体の作り方
など、実践的な内容が満載です。
私自身も野菜づくりをしていますが、土と植物、そして私たちの体はすべてつながっているのだと改めて感じています。
農家さんはもちろん、家庭菜園を楽しむ方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。
病名ではなく「体全体のつながり」を見る視点
この本は病名を追いかける本ではありません。
「なぜこんな不調が起きているのか」
「体の中では何が起きているのか」
を、鉄という視点から全体的に見直していく本です。
検査では異常がないと言われたけれど、何となく調子が悪い。そんな方にこそ読んでいただきたい内容ですね。
「整う」は頑張ることではなく、満たすこと
私が栄養を学び続ける中で感じているのは、心と体は別々ではないということです。体に必要な栄養が満たされると、気持ちにも余裕が生まれます。
反対に、どれだけ前向きになろうとしても、体が栄養不足では苦しくなってしまいます。だからこそ、
「もっと頑張る」
ではなく、
「まずは満たしてあげる」
という視点を多くの方に知っていただきたいと思っています。
- 最近なんとなく不調を感じている方
- ご家族の健康が気になる方
- 土づくりや家庭菜園に興味がある方
ぜひ手に取ってみてください。新しい気づきと希望をもらえる一冊になると思います。

