子ども対象に英語を教えたい、教えようと考えた時、自分にその資格があるのか、実際教えられるのかって思いますよね。英文科を出ていなくても海外滞在経験や独学で英語を身に付けた人も多いはず。子どもに英語を教えたい先生の英語力の基準についてお話しします。
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こんにちは、グローバルライフコーチ® 廣澤秀美です。
子ども英語の先生のマインドセットをお手伝いして自己肯定感upと集客の応援サポートをしています。
先生からよくある質問について私の経験と感じたことをお伝えします。正しい間違っているではなく、一つの意見として捉えてくださいね。
子どもに英語を教えるために英検・TOEICの基準は?
結論から言うと、自分個人で英語教室を開くなら基準はありません。フランチャイズ教室でも基準があったとしても、それほど高くありません。
私は、英語教室を始めようとした時に、いくつかフランチャイズの英語教室の資料を取り寄せたり、面接に行きました。ほとんどの会社が英検2級、TOEICなら600点の英語力があれば開講できますとのことでした。
しかも、実際に資格として証明書必須のところもあれば、申告しなくてもよいところもあり、これが一般的なフランチャイズの子ども英語教室の基準のようです。
ただし全てではなく、英検なら準1級以上という上位級を求めてくる英会話教室もあります。
先生が自分の英語力に満足できるかどうか
英検2級で英語を教えている先生は山ほどいます。ただ、教室を始めた時には、英検2級しか持っていなくても、教える以上、文法説明したり単語の意味を教える場面も出てくるので、ある程度のレベルの英語力は必要です。
また、生徒の英語力が上がってくると、このままではいけないと思い始めるものです。追いかけられる気になりますから。しかも何もしないと、たとえ先生でも英語力は落ちるので英語スキル維持のためにも努力は必要。
私自身、英検2級の資格で先生を始めました。20年以上前のことです。やはりもっと自分の英語力をブラッシュアップしなければ!せめて準1級は取りたい!という気持ちになり、開校して5年後くらいに準1級を取得しました。
私と同じ子ども英語の先生仲間の先生たちの中には、準1級は持っていない先生はいるし、逆に、英検1級TOEIC900以上の方や海外留学経験のある先生、様々です。中学校や高校の英語の先生でも英検2級までしか持ってない先生は多くいますよね。
英検資格やTOEICに全く興味がなく先生をしている人もいます。
英語上位級より大切なこと
英検準1級以上、TOEIC800以上を持っているに越した事はありませんが、資格取得は容易いことではありませんし。
子どもを教えるためには英語力よりも、子どもの心を掴んで子供が安心してレッスンを受けられる方が大切です。高い英語力が英語学習過程の子どもの気持ちに寄り添うことの邪魔になるなら、必要ないと私は思っています。
ただ言えるのは、子どもに英語を教えているうちに、必ず、もっと高い英語力が欲しいと思うようになります。そういう向上心は必要だと思うのです。
そして英検準1級以上を持っていると、先生としての幅も広がることがあります。
- 自分の教室以外で、英語講師として採用されやすい
- オンライン英会話講師に必要な最低基準の準1級程度の英語力をクリアできる
- 英検面接官に推薦してもらえる基準をクリアできる
英語学習には終わりはない、ということですね。受験料は高いですが、自分の英語力維持のために時々英検やTOEICを受けてみるのはいいかもしれません。
先生の自己肯定感をあげるには
子どもたちのためだから、お仕事だから、と頑張る先生がたくさんいます。頑張り過ぎてしまうのは自己肯定感が高くないことが原因かもしれません。
自己肯定感を上げて自分の指導に自信を持ちましょう。そのためにはまず自己理解をして、自分を認めること(自己受容)が大切です。
自己受容ができると気持ちが楽になり、英語指導がもっと楽しく充実したものになりますよ。そうなれるよう応援しています。
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