保護者からよくある質問に、「兄弟一緒にクラスに通わせたい」。送迎の事情もありますから、保護者のお気持ちも分かります。生徒が増えるのは嬉しいけど、先生としては悩ましいですよね。
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こんにちは、グローバルライフコーチ® 廣澤秀美です。
子ども英語の先生のマインドセットをお手伝いして自己肯定感upと集客の応援サポートをしています。
先生からよくある質問について私の経験と感じたことをお伝えします。正しい間違っているではなく、一つの意見として捉えてくださいね。
兄弟同時入会希望は結構多い
兄弟同時入会希望されることありますよね。その時に、同じクラスに入りたいという言われることが結構多いのです。
フランチャイズの教室であれば、年齢や習熟度によって同じクラスに入れないことが多いでしょう。でも年齢が近い、どちらも英語は初めてという場合はどうしますか。
私がフランチャイズの英語教室に所属していた時、あまり年齢差がなければ同じクラスOKにしてきました。ただ、経験上、ほとんどの場合、兄弟同じクラスは上手くいかない、です。そして、
途中でどちらかが止める、と言い出す。もしくはクラスを変更することになる。どちらかです。
親御さんにとっては、同じ時間に同じ場所に一緒に行ってくれると助かるんですよね。しかも、送迎必須なら、往復1回で済むので助かります。
入会時は子どもにとっても、兄弟一緒に通えることが心強くて安心なんです。兄弟一緒だったら習いたい、という子もいます。
でも、数か月、1、2年経つと慣れが出てきて、ちょっとしたことで小競り合いを始め、喧嘩に発展することもあります。
ご自分のお家の中でもよく考えてください。小学生~中学生の頃って兄弟でいると、ちょっとしたことが気に入らずに言い合いになったり、喧嘩になったりしませんか。
気が許せるからこそなんですが、英語教室に来ても同じ状態になるのは困りますね。真剣に喧嘩になることもあるかもしれません。
もしくは、教室にいるという建前上、どちらかがモヤモヤしたまま我慢していることも有り得ます。
兄妹同じクラスから別クラスにした実際の話
以前私の教室であった出来事の一つです。
車の送迎がないと通えない遠い場所から、わざわざ私の教室に通ってくれていた兄妹。(兄妹入会はこれ時が最初でした) ママが自営業の合間に車で送迎。忙しいですから、一度で済ませたいですよね。
2年目だったか、お兄ちゃんが突然やめると言い出しました。
ぼく止める。最初から妹の付き添いで来たから。
妹の付き添い、それは本当かもしれませんね。妹が習いたいと言い出して、
あんたも一緒に行きなさい
と言われたのかも。
その後、ママから連絡があり、兄が泣きながら、「本当はやめたくないのに、妹と一緒は嫌だ。」とパパに訴えたそうです。
「最初から別のクラスでお願いしておけばよかったです。別のクラスに入らせてもらえませんか」と、ママ。
私が気づいてあげられなかったのも、悪かった、かわいそうなことをしてしまったと思いました。
結局、ママは行ったり来たりになりますが、別々のクラスで通ってくれました。
その後も兄弟入会がぽつりぽつりあり、最初は同じクラスにすることもありますが、タイミングが来たら分けたり、ちょうど他の習い事の変更とともにクラス替えになったりしています。
兄弟同じクラスは上手く行かなくなることもあり、クラス変更の可能性がありますよ。
と、入会時にお伝えしておくことをお勧めします。
先生の自己肯定感をあげるには
子どもたちのためだから、お仕事だから、と頑張る先生がたくさんいます。頑張り過ぎてしまうのは自己肯定感が高くないことが原因かもしれません。
自己肯定感を上げて自分の指導に自信を持ちましょう。そのためにはまず自己理解をして、自分を認めること(自己受容)が大切です。
自己受容ができると気持ちが楽になり、英語指導がもっと楽しく充実したものになりますよ。そうなれるよう応援しています。
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