皆さんは、自分の好きなことが人の役に立ち、感謝される経験をしたことはありますか?
今回は、私の母が82歳になった今でも趣味を活かして人々に喜ばれる靴下カバーを編み続けているお話をシェアしたいと思います。
手編みの温かさには、既製品にはない心のぬくもりがあります。そしてそのぬくもりが、私たちの心までじんわりと癒してくれるのです。
母がどのようにして「趣味を形にし、役に立つこと」に繋げていったのか。その背景には、私たち家族にとって忘れられない出来事や、多くの人との繋がりがありました。ぜひ最後まで読んでみてください!
82歳の母が紡ぐ温かさと思いやり
忘れもしない2024年の元旦、私たち家族にとって少し辛い出来事がありました。それは能登地震です。
母の故郷でもある能登半島が被災し、縁あって次女が災害支援の看護師として現地に出向くことになりました。
元旦に帰省してきたばかりの娘が、数時間後には本部へ戻り現場へ向かう姿を見送りながら、家族としての心情は複雑でしたが、被災された方々の悲しさに比べれば小さな出来事だったと思います。
その後、状況が少し落ち着いた2024年6月末、母は長年帰れなかった能登の実家やお墓を訪れ、疎遠だった親戚たちと再会しました。人と人との繋がりを改めて感じた、心温まる出来事でした。
手編み靴下カバーへの想い
そんな母も現在82歳。今年で83歳になります。
手芸が好きな母は、これまで刺繍や編み物を楽しみながら多くの作品を作ってきました。最近は長年溜めていたウール毛糸を消費するために、夏が終わると靴下カバーをコツコツと編んでいます。
母の靴下カバーはシンプルで素朴ですが、ウール100%の毛糸で編まれていてとても温かいです。その温もりは体だけでなく心までじんわりと包んでくれるような不思議な魅力があります。
昨年から「よっちゃんの手編み靴下カバー」として1足500円でお譲りし始めたところ、SNSでのお知らせを見た方々からたくさんのご注文をいただきました。特に男性用が人気で、すぐに完売したのは驚きでした!
お譲りした方からは、
手編みの温かさを感じられて嬉しい
80歳を超えてもこんな素敵なものを作れるなんて素晴らしい
といった感謝の声をいただき、母も「役に立てて嬉しい」と笑顔で応えています。
80代でもできることはある
母の姿を見ていると、年齢を重ねてもできることはたくさんあると実感します。
「自分には何もない」と思いがちですが、必ず誰かの役に立つ価値があります。母の靴下カバーはその象徴です。
不要になった毛糸を活用し、1足1足心を込めて編む母の靴下カバー。これからも元気なうちは編み続けて、多くの方に喜んでいただければ嬉しいです。
今年は思いのほかたくさん注文をいただいたため、「作るのに時間がかかるから」そんなに売らないで、と言われたほどでした。(笑)
特に男性用は毛糸の量が多く、色合わせにも時間がかかるそうです。それでも、またせっせと編み始めています。
選べる色合いは減ってきましたが女性用はまだたくさんありますので、もし「履いてみたいな」と思われたらお気軽にお声掛けください!
ウールの毛糸だけでは弱いので、糸を絡めて編んでおり、1足あれば1年は丈夫に履いていただけます。私の場合、さらにスリッパを履いているので、1足を何年も使えるほど丈夫です。
もしこの温もりを感じてみたいと思われたら、ぜひお気軽にお声掛けください!
女性用はまだ在庫があります。3足以上お求めの場合は、送料込みでお届けします。
ウールの毛糸だけでは弱いので、糸を絡めて編んでおり、1足あれば1年は丈夫に履いていただけます。私の場合、さらにスリッパを履いているので、1足を何年も使えるほど丈夫です。
2025年も、皆さまが心温まる出来事で満たされる一年となりますように。本年もどうぞよろしくお願いいたします!
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