どちらを優先?子どもの得意を伸ばす or 苦手を克服

子どもができないことを頑張って克服させる。または子どもが得意なことを伸ばす。あなたが親だったり、先生だったらどうしますか。私はやっぱり得意を伸ばすことを優先したいです。メリットデメリット考えてみました。

目次

子どもの得意を伸ばしたらこんなメリットがある

Hidemi

子どもの得意を伸ばすメリットを考えてみました。

  • 子どもは自分の強みを生かすことで、自己肯定感や自信を高めることがでる。
  • 子どもの得意なことをもっとやらせてあげることで、子どもの才能や可能性を引き出すことができる。
  • 子どもの好きなことや楽しいことをやらせてあげることで、子どもの幸せや満足感を高めることができる。

子どもが苦手を克服したらこんなメリットがある

Hidemi

次は苦手を克服するメリット。

  • 子どもは嫌なことでも取り組んだことで、自信が付き、次のステップに挑戦したいという意欲が湧く。
  • 子どもは難しくても出来たことで、達成感を味い、子どもの才能や可能性を引き出すことができる。
  • 子どもは苦手を克服したことで、自己肯定感や満足度を高めることができる。
Hidemi

結果はだいたい一緒ですね。問題は、苦手を克服するのにデメリットが伴うこと。

子どもの苦手を克服するデメリット

  • 子どもが苦手なことを克服しようとすると、頑張っても頑張っても成果が出ないことが多い。
  • 子どもの自信やモチベーションがなくなってしまうことがある。
  • 子どもの時間やエネルギーを無駄にしてしまうことがある。
Hidemi

苦手を克服するには大きなエネルギーが必要で、時間がかかって負の感情に負けてしまいやすい。だから得意を伸ばすことを選びます。

親や先生が、ついやってしまうこと

Hidemi

子どものことが大切だからこそ、ついやってしまうことありますよね。

子どもの得意なことに期待しすぎる

これは子どもにプレッシャーやストレスを与える可能性があります。私自身、子どもの時に全く自信がないことに対して親の期待が大きすぎて辛かった時期があります。

また、私の教室に通っていた小学校生徒さんで、ママの期待が大きくて潰れそうになった子がいました。でもその生徒さんのほうから泣きながら発信したことでママは気づいてくれました。親の期待って子どもには時には重荷です。

子どもの苦手なことを無理やりやらせる

これは負の感情が大きく、出来ないことに自信を失くす可能性があります。タイミングが今ではないかもしれません。

他の子と比較する

これは一番やってはいけないこと。比較するのは他の子ではありません。その子の過去と今を比較して、ちょっとでも進歩したことを褒めるのが大切。

要するに子どものペースを尊重して、今のあなたでいい、というメッセージをたくさん発信してあげて欲しいと思います。

まとめ

子どもの幸せを願わない親はいません。でも競争社会のなかでついつい忘れてしまいがちなのが、子ども一人一人のを認めること。つい他人と比べたり大人の想いを押し付けてしまうことがあると思います。

子どもと深く関わる親御さんが、どんな時も我が子を受け入れてあげる心の余裕を持つこと。これが一番大切だなと思います。それにはまず大人が満たされることですね。


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