子どもの自己肯定感が育つ Heart Globalを推す理由

子どもの自己肯定感を育てたい。あなたが親だったり、先生だったら思いますよね。

たったの3日間で子どもの自己肯定感が爆上がりします!私がボランティアスタッフとして関わっているHeart globalという団体のワークショップについてです。

目次

Heart Globalが帰ってきた

Heart Globalという団体を知っていますか。

以前はヤングアメリカンズ(以下YA)という団体で活動しており、YAで教育プログラムを開発実施してきたメンバーが2020年に設立し、YAの時と同じように、学校や地域に「ミュージック・アウトリーチ」として出張授業をする団体です。

このアウトリーチワークショップは世界中で開催されています。世界から集まった若者たちが歌やダンス、演技など音楽を通じて、子どもたちの成長を促進するための素晴らしいプログラムです。

日本ではNPO法人じぶん未来クラブが提携しており、日本全国の地域、学校を回るツアーを実施しています。コロナ禍で3年間リアルなワークショップができないままでしたが、やっと今年2023年!開催することができることになりました。

各地域には地域サポーターがおり、私はYAの時から神戸のサポーターとしてずっと応援・活動してきました。

Heart Globalのサイトは➡こちら

Heart Globalのワークショップをお勧めする理由

Hidemi

私がサポーターとして関わる理由は『子どもたちの笑顔を増やしたいから』『私たち大人も元気になれるから』

ではHeart Globalのワークショップに参加すると子どもにとって何が良いのか。

  • 自己肯定感があがります!
  • 心が癒されます!
  • 今の自分でいい、と子どもたちが感じます!

自己表現が得意な子どもだけでなく、前に出るのが苦手なシャイな子、心に何か悩みを抱えている子、不登校の子、どんな子どもも、何か変化が生まれます。

Hidemi

ダンスが得意とか歌が上手は全く関係ないのよ。

変化や心に受取るものは人それぞれ。それはもしかしたら、

  • 自信かもしれない。
  • 一歩を踏み出す勇気かもしれない。
  • お友達と協力するかことかもしれない。
  • 新しい自分の発見かもしれない。
  • 英語が楽しさかもしれない。
  • 言葉がわからなくても通じる喜びかもしれない。

ただ言えるのは、その子どもがその時に必要なことを受け取る

周りの大人が期待してることとは違うかもしれないし、その受け取ったことが、すぐ子どもに変化となって目に見えるとも限りません。なかなか殻を破れない子もいます。

思春期に差し掛かる年代の子どもは、表面的には変わらなくても、心の奥深くに残るものがあるように感じます。数か月、数年経ってから変化が起こることもあります。

人を助けること、人の役に立つことに興味が湧いたり、人は違って当たり前だと言う考え方がす~っと染み込む子もいます。

Heart Globalの4つの目的と指導法

このワークショップは次の4つの目的をもって行われます。

self worth
参加者一人ひとりがダ人と違った個性をもっていることを認識し、自信を獲得する

respect for others
自分と違った感じ方をする他人の大切さを学ぶ

self expression
感じたことをそのまま表現することの大切さを学ぶ

team work
みんなで一つのことを真剣にやり遂げることの素晴らしさを学ぶ

(じぶん未来クラブ Heart Global チラシより)

ワークショップの間、Heart Globalのキャストたちは子どもたちにダンスや歌などを教えますがその際、『褒めて、励まして』を徹底します。そんな環境のなかで子どもたちはワークショップ受けるので、どんどん子どもたちの自己肯定感は高まります。

それを見ると、日本の教育ってどうして悪いところ、できない部分ばかりを指摘するんだろう、、、って、親の立場、先生の立場から考えされられます。

たったの3日間でも仲間とともに作り上げた最後のショーは素晴らしくて、参加者も観客も涙、涙になることが多いのです。

特に参加した子どもの親御さんや生徒を送り出した先生なら、子どもの変化や頑張りを目の当たりにするので涙止まらなくなるほどなんですよ。

4/28-4/30 明石でのワークショップで

3年前は神戸文化ホールで行われていた神戸のワークショップは今年は明石に会場を移し開催しました。とにかく参加した子どもたちの3日間の変化が凄い!

ショーに向けて練習中の子どもたちは最初は動きが小さく、キャストの真似しながら戸惑う様子。次第に自由に踊ったり、体全体で表現したりと、殻を破っていく姿を見ることができました。

子どもたちは楽しい嬉しいだけじゃなくて、緊張もあり、頑張ることもあり、いろいろな感情を味わいました。

その3日間を通して、楽しんでいる自分や頑張っている自分を丸ごと受け止めてもらえて、今の君が素敵だよ、というメッセージを受け取った瞬間がたくさんあったと思います。

ワークショップが始まってもずっと練習に入る勇気がなかったり、最初は乗り気でなかった子どもが、最後には素晴らしい笑顔を見せてくれました。

来年も参加したい、他会場にも行きたい!

自分を受け入れられなくて泣いてばかりの日だったけど
ここに来て、皆が自分を受け入れてくれて家族のように思えた

人目をきにする世の中に慣れてしまっていたけど
もっと自由に好きなようにやっても良い、自由な自己表現の楽しさに気付いた

参加した子どもたちの感想の一部です。

もっと早く出会いたかった

私の次女は1度だけ参加。高校3年生でした。

その後、キッズサポーター(KS)として彼女自身もボランティアに入り、いろいろな役割を体験しました。ショーの照明係(結構本格的)も担当させていただきました。それらの体験は今の彼女に何かしらの影響はあったのだと思います。

娘たちがもっと小さい頃にこのワークショップに出会っていたら良かったのに、と思います。

そして厚かましいけど私自身、子どもの頃に参加できていたらなと。自分の自己肯定感の低さに悩む大人にならず、もっと自由な気持ちでもっと早く人生を充実させていたかもしれません。

Heart Globalは日本各地を回ります。各地域の子どもたちがキラキラ輝くことを願っています。

自己肯定感を育てるために必要なこと

Hidemi

自己肯定感を育てるって難しいよね

自己肯定感を育て高めていくことは誰でもいきなりは出来ません。それまでのステップがある。自分を認めてもらえた、受け入れてもらえた、と感じることがまず必要なんですよね。コーチング用語でいうと『承認』です。

寄り添ってもらい、勇気が持てるように励ましてもらえることで、今の自分でいいんだと『自己受容』できるようになります。今の自分で大丈夫、そう思える瞬間が増え、自分のことが好きになってこそ自己肯定感は育っていきます。

そこに少し手を貸してあげるのが、私たち大人の役目かなと思っています。そして大人も自己肯定感を高めたいですね。


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